競馬のレース名『宝ケ池特別』の名前をたどって宝ヶ池へ|一周散策で出会った馬の像

まち歩き・観光

はじめに|競馬のレース名になった場所を歩いてみよう

競馬のレースには、各地の地名が付けられたものがあります。

京都競馬場にも「三年坂ステークス」や「宝ケ池特別」など、京都の地名にちなんだレースが登場します。

普段はレース名として何気なく目にしている地名ですが、実際に訪れてみるとどんな場所なのでしょうか。

「うまでつあ」では、そんなレース名になった土地を実際に歩き、街の魅力や新しい発見を紹介するシリーズを始めました。

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今回訪れたのは、京都市左京区にある宝が池公園。

2026年10月18日には、京都競馬場の第9レースで「宝ケ池特別」が行われる予定です。

※追記:予定通り実施され、2番人気の③リアンマヒナが優勝しました。

レース名が気になったことをきっかけに、開催を前に現地へ足を運んでみました。

実際に歩いてみると、池の周囲には豊かな自然が広がり、さまざまな生き物にも出会えます。

そして何より驚いたのが、散策の途中で馬の彫刻を発見したこと。

競馬をきっかけに訪れた場所で、またしても馬にまつわるものに出会うとは思いませんでした。

今回は、そんな宝が池公園を実際に散策して感じた魅力をご紹介します。

宝が池公園とは?京都市内で自然を楽しめる憩いの場所

宝が池公園は、京都市左京区にある自然豊かな公園です。

中心にある宝が池は、もともと江戸時代中期に農業用のため池として造られたもので、時代とともに拡張され、現在の姿になりました。

その周囲に整備された遊歩道は、一周約1.5km。

池を囲むように木々が広がり、ジョギングやウォーキング、自然観察などを楽しめる場所になっています。

京都の観光というと、寺社仏閣や歴史ある街並みを思い浮かべる方も多いかもしれません。

しかし、こうした自然の中でゆっくりと時間を過ごすのも、京都の楽しみ方の一つではないでしょうか。

宝が池公園へのアクセス|国際会館駅から徒歩で向かう

宝が池公園の池周辺を散策するなら、京都市営地下鉄烏丸線の「国際会館駅」が便利です。

京都駅からは烏丸線に乗り、乗り換えなしで約20分。国際会館駅で下車します。

駅から宝ヶ池の周回コースまでは、徒歩約15分です。

国際会館駅の4-2出口から、国立京都国際会館方面へ向かうルートがあります。池の周回コースや菖蒲園を目指す場合は、駅を出る前に地図で入口の位置を確認しておくと安心です。

今回は国際会館駅近くのバイク駐輪場から宝が池公園へ

今回はバイクで訪問し、地下鉄烏丸線の国際会館駅近くにあるバイク駐輪場を利用しました。

そこからは徒歩で宝が池公園へ向かいます。

京都市の案内によると、国際会館駅から宝が池公園の周回コースまでは徒歩約15分。

地下鉄でアクセスできるため、車を使わずに訪れられるのも魅力です。

駅周辺の市街地から歩いていくと、次第に木々が増え、公園らしい景色が広がってきます。

今回は池を一周することを目的に、のんびりと散策してみました。

今回実際に歩いたルート|宝が池と周辺を約4.7km散策

今回は、国際会館駅付近をスタートし、宝が池の周囲や公園内の散策路を歩いてきました。

せっかくなので、実際に歩いたルートをGPSで記録してみました。

記録した距離は約4.7km、所要時間は約69分。

ただし、これは写真撮影や立ち止まって景色を眺めていた時間も含めた記録です。

国際会館駅付近から公園へ向かい、宝が池の周囲を散策。帰りは行きと異なる道も通りながら、出発地点付近へ戻ってきました。

池の周囲だけでなく、公園内を少し遠回りして歩いた形です。

なお、京都市が案内している宝が池の周回コースは一周約1.5km。

そのため、今回のように公園内を広く歩くのではなく、池の周囲だけをゆっくり散策する楽しみ方もできます。

実際に歩いてみると、池の景色はもちろん、道中の木々や生き物など、足を止めたくなる場所がいくつもありました。

時間に余裕があるなら、歩く距離だけでなく、途中で景色を眺めたり休憩したりする時間も楽しんでほしい場所です。

宝が池を一周|自然に囲まれた遊歩道を歩く

緑に囲まれた道はウォーキングにもぴったり

池の周囲には、ジョギングコースとして案内された道が整備されています。

訪れた日も、ウォーキングを楽しんでいる方の姿がちらほら見られました。

遊歩道を歩いていると、木々の間から池が見えたり、視界が開けて周囲の山々が一望できたりと、場所によって景色が変化します。

特に印象に残ったのは、水面に周囲の山や空が映り込む景色です。

静かな池の水面を眺めながら歩いていると、自然と気持ちが落ち着いてきます。

この日は雨上がりだったこともあり、一部にはぬかるんだ場所もありました。

舗装された道だけを歩く街歩きとは少し違うため、汚れても困らない歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。

ベンチや休憩所も点在

散策していて便利だと感じたのが、途中にベンチや休憩所が設けられていることです。

歩き続けるだけでなく、気に入った景色を見つけたら座ってひと休み。

池を眺めながら、何もせずのんびり過ごすのもよさそうです。

一周約1.5kmという距離も、散策の目的地としてちょうどよいと感じました。

また、道沿いには周辺で見られる生き物を紹介した案内板も設置されています。

こうした案内を読みながら歩けば、ただ景色を眺めるだけでなく、自然観察も楽しめそうです。

歩きながら自然を学べる、ユニークな案内板

宝が池の周囲を歩いていると、ところどころに生き物を紹介する案内板が設置されていました。

例えば、こちらはモリアオガエルについての案内板。

「ゲロゲロじゃなくてコロロロ」という、なんともユニークな言葉が目を引きます。

こうした案内板があると、普段なら何気なく通り過ぎてしまう場所でも、少し立ち止まって周囲を観察してみたくなります。

ただ景色を眺めながら歩くだけでなく、その場所に暮らす生き物について知ることができるのも、宝が池散策の面白いところ。

特に子どもと一緒なら、案内板を読みながら生き物を探してみるのも楽しそうです。

カモや鯉、そして鹿まで!宝が池で出会った生き物たち

宝が池を歩いていて面白かったのが、さまざまな生き物との出会いです。

池にはカモが泳いでおり、水面をのんびり移動する姿を見ることができました。

さらに、水中には大きな鯉の姿も。

京都市の公式案内によると、宝が池公園ではオシドリやカワセミ、ニホンイシガメなど、さまざまな生き物が確認されているそうです。

季節や時間帯によって、異なる姿が見られるかもしれません。

思いがけず鹿にも遭遇

そして散策中、さらに驚く出来事がありました。

なんと、木々の間に鹿の姿を発見したのです。

池の周囲に豊かな自然が広がっていることは知っていましたが、実際に鹿に出会うとは思いませんでした。

もちろん、いつ訪れても鹿が見られるわけではありません。

それでも、こうした偶然の出会いがあるのも、自然の中を歩く楽しみの一つだと感じます。

なお、鹿は野生動物です。見かけてもむやみに近づいたり、食べ物を与えたりせず、距離を保って観察しましょう。

宝が池で馬を発見!迫力ある「エスタンピーダ」

今回の散策で、個人的に一番驚いたのがこちら。

公園内を歩いていると、3頭の馬が駆ける姿を表現した大きな彫刻を発見しました。

その名も「エスタンピーダ」。

まさか宝が池で馬にまつわるものと出会うとは、思ってもみませんでした。

京都市の公式情報によると、エスタンピーダは1991年10月に設置された真鍮製の彫刻です。

京都市とメキシコのグアダラハラ市の姉妹都市提携10周年を記念し、グアダラハラ市から寄贈されたものだそうです。

京都市公式|エスタンピーダ野生馬真鍮像

「エスタンピーダ」とは、スペイン語で野生馬が群れをなして駆けるような様子を意味します。

3頭の馬が力強く駆け出す姿は、躍動感にあふれています。

競馬場で見るサラブレッドとはまた違った迫力があり、思わず足を止めて眺めてしまいました。

今回訪れた目的は、あくまで「宝ケ池特別」というレース名になった場所を歩いてみること。

それなのに、実際に歩いていたら馬の彫刻まで見つけてしまうとは。

競馬をきっかけにした街歩きが、思いがけない馬との出会いにつながりました。

これだから、実際にその土地を訪ねてみるのは面白いのだと思います。

宝が池散策の途中、カフェ「ガーデン」で抹茶アイスをいただく

宝が池の周囲を散策していると、池のそばに喫茶店を発見しました。

お店の名前は「ガーデン」。

店頭にはソフトクリームやかき氷、フラッペなどのメニューが並び、軽食やドリンクも楽しめるようです。

せっかくなので、ここで少し休憩することにしました。

今回いただいたのは、抹茶アイス。

緑に囲まれた公園で、歩き疲れたところに冷たい甘味をいただく。こういう時間も散策の楽しみの一つです。

宝が池は一周約1.5kmですが、今回のように周辺も含めて歩くと、それなりの距離になります。

途中で座って休憩できるお店があるのはありがたいですね。

自然を楽しみながら歩き、疲れたら喫茶店でひと休み。

そんな、ゆったりした休日の過ごし方にも宝が池はぴったりだと感じました。

宝が池を一周して、菖蒲園へ戻ってきた

池の景色を眺めたり、生き物を観察したり、途中で抹茶アイスをいただいたり。

のんびりと散策を楽しみながら歩き、出発地点となった菖蒲園へ戻ってきました。

苔むした屋根が印象的な木製の看板が、自然豊かな公園の雰囲気によく似合っています。

看板にはトイレの案内もあり、約100m先に設置されているようです。

今回は池の周囲だけでなく、公園内の散策路も歩きましたが、景色や生き物など、道中にさまざまな発見がありました。

ただ歩くだけのつもりでも、気がつけば何度も足を止めてしまう。そんな散策になりました。

実際に歩いて感じた宝が池公園の魅力と注意点

今回、国際会館駅付近から歩き始め、宝が池の一周や周辺散策を含めて記録した距離は約4.7km、所要時間は約69分でした。

池そのものの周回コースは約1.5kmなので、池の周囲を歩くだけなら、今回の私の散策ほど長い距離を歩く必要はありません。

実際に訪れて感じたポイントをまとめると、次のようになります。

  • 景色を楽しめる:池の水面と周囲の山々が美しく、歩く場所によって異なる風景を楽しめる
  • 休憩しながら散策できる:ベンチや休憩所が点在し、自分のペースで歩きやすい
  • 自然観察も面白い:池の生き物や野鳥、案内板など、歩くだけではない楽しみがある
  • 雨上がりは足元に注意:一部にぬかるんだ場所があり、歩きやすい靴が安心

何よりよかったのは、静かな環境の中で自然に触れ、リラックスできたことです。

京都には数多くの観光名所がありますが、特別な目的を決めずに景色を眺めながら歩く時間も、十分に魅力的な観光体験だと感じました。

宝が池公園へのアクセス・基本情報

項目内容
所在地京都市左京区
最寄り駅地下鉄烏丸線「国際会館駅」
駅からの距離宝が池周回コースまで徒歩約15分
池の周回距離約1.5km
入園料無料
開園時間池周辺などは終日開園
トイレ公園内にあり

※開園時間は公園内の施設によって異なります。最新情報は京都市公式サイトをご確認ください。

まとめ|レース名をきっかけに、思いがけない馬との出会い

今回は、京都競馬場の「宝ケ池特別」というレース名をきっかけに、宝が池公園を歩いてきました。

池の周囲には豊かな自然が広がり、カモや鯉、さらには鹿にも出会うことができました。

そして何より印象的だったのが、馬の彫刻「エスタンピーダ」との出会いです。

競馬のレース名になった場所を歩いていたら、思いがけず馬にまつわるものを発見する。

こうした偶然の出会いがあるからこそ、実際にその土地を訪ねてみるのは面白いのだと思います。

競馬をきっかけに訪れた土地で、また新しい馬の魅力に出会う。

これからも、そんな少し遠回りの競馬旅を楽しんでいきたいです。

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