はじめに
競馬場といえば、レースが行われ、多くの競馬ファンで賑わう場所というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
では、その競馬場でレースが開催されていない日はどうなっているのでしょうか。
「競馬場には入れる?」
「馬券は買える?」
「馬は走っていないの?」
「飲食店は営業している?」
初めて競馬場へ行く方にとっては、意外と分かりにくいところだと思います。
JRAでは、自場でレースを開催していない競馬場でも、ほかの競馬場でJRAのレースが行われている日に、「パークウインズ」として営業することがあります。
この記事では、まずパークウインズとはどのようなものなのかを簡単に紹介します。
そのうえで、実際にパークウインズ営業日の京都競馬場を訪れたときの様子をもとに、通常の開催日とは何が違うのかを紹介します。
パークウインズとは?
パークウインズとは、簡単に言えば「その競馬場ではレースを行っていない日に行われる場外発売」です。
JRA公式では「競馬開催を行っていない競馬場での場外発売」とされています。
たとえば、京都競馬場でレースを開催していない時期でも、東京競馬場や阪神競馬場、中京競馬場などでJRAのレースが行われていれば、京都競馬場がパークウインズとして営業することがあります。
ここで少し注意したいのが、
「京都競馬場でレースがない日=すべてパークウインズ」ではない
ということです。
基本的には、JRAの競馬が行われている日に、開催していない競馬場を場外発売所として利用する仕組みと考えると分かりやすいでしょう。
パークウインズは、その競馬場のレースを見る日ではなく、競馬場という施設を利用して、ほかの競馬場のレースを楽しむ日というイメージです。

パークウインズ京都競馬場でできること
| 内容 | パークウインズ時 |
|---|---|
| 競馬場への入場 | 無料 |
| 京都競馬場でのレース観戦 | できない |
| 他場のレースを映像で観戦 | できる |
| 馬券の購入 | できる |
| 指定席の利用 | 一部利用可能(有料・要予約) |
| 場内での食事 | 一部店舗が営業 |
| 緑の広場 | 利用可能 |
| 屋外指定席スマートシート | 利用不可 |
通常の京都競馬開催日とは、楽しみ方も利用できる施設も異なります。
初めて訪れる方は、当日の営業内容を確認しておくと安心です。
パークウインズでも指定席は利用できる?
パークウインズでは、競馬場への入場自体は無料ですが、指定席を利用する場合は別途料金がかかります。
指定席は事前予約制となっており、利用できる席や料金は競馬場によって異なります。
ただし、通常の京都競馬開催日とパークウインズでは、利用できる指定席が異なります。
京都競馬場の場合、パークウインズ営業時にはステーションサイド6階の指定席が発売されています。
たとえば、プライベートシートのほか、複数人で利用できるペアテーブルやLソファなどがあります。
パークウインズ時は、ステーションサイド側の指定席が中心となります。
通常開催時には、ゴールサイド1~3階に屋外指定席の「スマートシート」がありますが、パークウインズ時には利用できません。私が訪れた際も、スマートシートのあるエリアは立ち入りできないようになっていました。
「ゆっくり座ってほかの競馬場のレースを楽しみたい」という場合は、指定席を利用するのも選択肢です。
指定席の発売状況や料金は変更される可能性があるため、利用前にJRA公式サイトで最新情報を確認してください。
パークウインズ時の京都競馬場を訪れてみた
京都競馬場といえば、天皇賞(春)やエリザベス女王杯などのGⅠレースが行われ、多くの競馬ファンで賑わう競馬場です。
大きなレースの日には場内が人の熱気に包まれ、まさに「非日常」の空間になります。
一方で、京都競馬が開催されていない時期でも、パークウインズとして営業する日があります。
京都競馬場では、パークウインズ営業時の入場料は無料です。
ここからは、実際に私がパークウインズ営業日の京都競馬場を訪れたときの様子を紹介していきます。
京都競馬場へのアクセスについてはこちらの記事をご覧ください。

飲食店も一部営業している。
「レースがないなら飲食店も全部閉まっているのでは?」
と思う方もいるかもしれません。
私が訪れた日はフードコートも営業しており、場内で昼食を取ることができました。
今回はバーガーキングを利用。
馬券を買ったりレースを見たりしながら、競馬場内で食事をすることもできました。
ただし、パークウインズ営業日は通常開催日と営業状況が異なる可能性があります。
すべての飲食店が通常どおり営業しているとは限らないため、「このお店に行きたい」と決めている場合は事前に営業状況を確認した方がよいでしょう。

馬券は通常どおり購入できる
京都競馬場でレースは行われていませんが、ほかの競馬場で行われているレースの馬券は購入できます。
場内の投票所やUMACAなどを利用して馬券を購入できるため、競馬を楽しむ場所としての基本的な機能は残っています。
私が訪れた日も、場内では馬券を購入しながらレースを楽しんでいる方の姿がありました。
「家ではなく競馬場で馬券を買いたい」という方にとっては、通常のウインズ(場外馬券発売所)に近い使い方ができます。
ターフビジョンや場内モニターで観戦
パークウインズの日は、その競馬場でレース自体は行われていませんが、ターフビジョンや場内に設置されたモニターで、ほかの競馬場で開催されているレースを観戦できます。
もちろん馬券の購入もできるので、「競馬場の雰囲気を楽しみながら、開催中のレースを見る」といった過ごし方も可能です。
開催日と比べると比較的ゆったり過ごしやすいため、初めて競馬場を訪れる方なら、施設を見て回りながらレース観戦を楽しむのもおすすめです。

通常の開催日より場内は静か
私が訪れた日の京都競馬場は、通常開催日と比べるとかなり人が少なく感じました。
開催日には多くの人が行き交うスタンド周辺も比較的静か。
普段はレースやパドックを見るために移動していることが多いので、同じ京都競馬場でもかなり違った印象を受けます。
ただし、パークウインズだから必ず空いているとは限りません。
ほかの競馬場で大きなレースが開催される日など、日によって来場者数は変わると考えておいた方がよいでしょう。
パドックなど一部利用できない場所もある
パークウインズでは、通常の京都競馬開催日と同じように場内すべてを利用できるわけではありません。
私が訪れた際にはパドック周辺など一部エリアには入れなくなっていました。
JRA公式サイトでも、京都競馬開催日とパークウインズでは利用できるエリアやサービスが異なることが案内されています。
そのため、
「京都競馬場の施設を全部見て回りたい」
という場合は、通常開催日の方が向いています。
パークウインズを訪れる場合は、事前にJRA公式サイトの「パークウインズ(場外発売日)のスタンドマップ」を確認しておくと安心です。

普段はレースに集中していて、施設内をのんびり見ることが出来なかったが新たな発見も多く見つけられました。
普段はレースやパドックばかり見ていて気づきませんでしたが、3階には京都競馬場の歴史を紹介する年表や、美術品・記念展示が並んでいました。
競馬場というと「レースを楽しむ場所」という印象が強いですが、こうした展示をゆっくり見て回るすのも人込みが少ないからこそかもしれません。

「緑の広場」も利用できる
京都競馬場には「緑の広場」という公園も併設されています。
競馬観戦だけでなく、少しレースを見たあとに公園でひと遊びする、といった過ごし方もできそうです。実際にベビーカーを押しながら来場している家族連れの姿も何組か見かけました。
「緑の広場」についてはこちらの記事も合わせてお読みください。
→「【現地レポ】京都競馬場「緑の広場」とは?大型遊具で遊べるファミリー向けエリアを紹介」
まとめ|パークウインズは「レースのない競馬場を使った場外発売」
パークウインズは、通常の競馬開催日とは少し違います。
京都競馬場へ行っても競走馬が走っているわけではなく、パドックで馬を見ることもできません。
一方で、ほかの競馬場の馬券を購入したり、場内モニターなどでレースを観戦したりすることはできます。
私が訪れた日は通常開催日よりも落ち着いた雰囲気で、同じ京都競馬場でもかなり印象が違いました。
「競馬場はレースをやっていない時期、どうなっているんだろう?」
そんな疑問を持っている方には、パークウインズはこのような営業日だと知ってもらえればと思います。
なお、初めて競馬場へ行き、実際に走る競走馬やパドック、ゴール前のレースを見てみたい方は、現地の競馬場の開催日に訪れるのがおすすめです。
パークウインズと通常開催日では楽しみ方だけでなく、利用できる施設なども異なります。
訪問前には、JRA公式サイトで当日の営業情報を確認してから向かいましょう。
また、パークウインズの日は、通常の開催日とは違った落ち着いた雰囲気の京都競馬場を楽しめます。
せっかく淀まで足を運ぶなら、帰りに周辺の飲食店へ立ち寄ってみるのもおすすめです。
京都競馬場周辺のおすすめグルメをご紹介しているのでこちらも合わせてご一読ください。




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